こんにちは!誠和キャピタル株式会社でございます。

新型コロナの影響はまだ続いており、事業者の皆様におかれましては大変なご苦労をなさっておられることと存じます。

そんな中でも、国民が力を合わせて自粛行動をとったことにより、ウイルスの影響を一定程度抑え込むことができたため、国の緊急事態宣言はひとまず解除されるに至りました。

まだまだ予断を許さない状況ですが、国内経済も本格始動を始めています。

皆様の事業も本腰を入れて活動を始められたことでしょう。

今回の騒動による緊急事態宣言下でリモートワークを導入されたところも多いと思いますが、その後のビジネス始動に向け、セキュリティ面の対策は講じておられますか?

今回の騒動で、短期間に且つ強引にリモートワークを導入せざるを得ない状況でしたので、セキュリティ面を十分に考える余裕のないまま進めてしまった企業様が多いと思います。

緊急事態宣言が解除され、リモートワークから通常体制に戻る際にはセキュリティ上で様々なリスクが生じることが指摘されていますので、各事業者様におかれましては注意を要するところと考えます。

注意すべき点を以下にまとめましたので、御社内の状況に応じてぜひ点検されることをお勧めます。

・システムが長期間停止している場合は動作確認を行い、各種ソフトウェアやウイルス対策ソフトのアップデートを行う

リモートワークで使用するために持ち出した社内の機材に紛失したものが無いか整理する

・持ち出した端末のウイルス対策ソフトは最新アップデートを行い、ウイルスやマルウェアの感染の有無を調べる

・社外に持ち出した端末に、許可していないソフトウェアがインストールされていないかチェックする

・従業員宅の私物端末を使用した場合、ウイルス対策ソフトの利用状況を聞き取り、リスクを評価する

・従業員の私物端末で使用したファイルや保存しているデータは全て削除させる

社内システムへの不正アクセスが無いかどうかチェックする

 

今回の騒動では半ば強引に進めなければならなかった事情もありますが、一般家庭のネットワークは企業向けと比べるとセキュリティが弱いとされています。

緊急事態宣言下の業務中、従業員個人のPCがウイルスに感染していたり、持ち出した端末が従業員宅で感染した場合、通常体制に移行した際に社内ネットワークに二次感染することで大きな被害が出ることが考えられます。

必要に応じて社外の専門家の助言も得ながら、リスク管理を徹底していきましょう